お笑いをわざわざ劇場に見に行く価値はあるのか。

 

お笑いなんて、テレビでいくらでもやっているし、ネットでも簡単に見ることができる。

 

 

映画やスポーツ観戦と比較してみても、この疑問は解決しない。

映像美や音質は映画の面白さを引き立ててくれるが、面白さにはつながらない。

スポーツ観戦では価値のある臨場感や迫力、一体感というのもお笑いに求めているものではない。

 

こうして見ると、わざわざお金を払って劇場まで足を運ぶ価値はあるのか。

 

 

結論から言うと、ある。

実際にお笑いライブを見に行ったときに、「お笑い」を心から楽しむ環境という価値を私は劇場で感じた。

 

映画やスポーツは比較的見始めたら最後まで集中してみてしまうものだ。

一方で、お笑いを好きな人は多いと思うが、そんな人でもお笑いだけに集中してみている人は、少ないのではないだろうか。

テレビで見ているときはきっとスマホを持っているだろうし、ネットでみてるときはだいたい5分10分程度、しかもLINEの通知が届けば中断してしまうだろう。

 

劇場はいわば強制的にその他のコンテンツから遠ざけられ、ステージ上に注目する状況になるので、心のそこから楽しむことができる環境が作り上げられる。

そういった環境で見るお笑いは、家でスマホ片手に見るお笑いとは一味違う面白さを提供してくれる。

 

そもそもネタが面白くないものはそれが引き立ってしまうから、芸人の方も集中力が違うのかもしれない。